ガソリンスタンドの前に並ぶ車の長い長い行列の光景にも慣れてきた最近です。
福島県は車社会なので、車を使う人の絶対量がもちろん多く、なかなか需要と供給のバランスを立て直すにはまだまだ難しいようですね。
そこで、少しでもガソリンの燃費を良くする方法を、原点に帰ってご紹介します。
「もう知ってるよ」なんてことばかりですが…今は、原点に帰ることがとても大切だと思うので…。
車の燃費を向上させる運転方法
発進時はクリープを利用する
車は静止状態から発進する時に、最もエネルギーが必要(=最もガソリン消費量が多い)です。発車時はクリープの力を最大限に利用する事で、ガソリン消費を最小限に抑えることができます。
クリープとは、オートマ車でギアを「D(ドライブ)」に入れていると、アクセルを踏まなくても動き出す現象のことです。停車状態から動き出す時に、アクセルを踏むのを一呼吸か二呼吸ほど遅らせて、クリープ力で車が前へ動き出してからアクセルを踏むようにするのです。逆にアクセルを一気に踏み込む急発進は、最もガソリンを多く消費する行為ですので控えましょう。
信号待ち時には、エンジンを切ってアイドリングOFFに
あの「果てしない、いつ終わるともしれない行列」に並んでいるときは。
アイドリング時間を短くする事でも、ガソリンの持ちを良くする事が出来ます。ニュース番組で専門家が「5秒以上停車するようなら、一旦エンジンを切ったほうが燃費は良くなる」と言ってました。さすがに5秒如きで一々エンジンを切るのは(エンジンに負荷をかけるので)どうかと思いますが、幹線道路などでは信号待ちが1分以上に及ぶ事などざらです。信号や踏切などで待ち時間が長くなりそうな場合は、一旦エンジンを止めて、アイドリング状態を無くす事がベターだと思います。
信号に引っかからない運転をする
車はアクセルを踏み込めば踏み込むほど、ガソリンを多く消費します。道路の2つ以上先の信号を確認して、赤信号に引っかかりそうになれば、アクセルから足を離して、惰性で減速しながら停車に向かうようにすることで、燃費は良くなります。常に道路の先の状況を把握するよう心がけていれば、なるべくアクセルを踏んでいる時間を減らせます。
また信号や踏み切りに引っかかる回数自体を減らせれば、停車・発進回数を減らせますので燃費は格段に良くなります。道のり的には遠回りになっても、信号の数が少ない道を選んだ方が、結果的にはガソリン消費量は少なく出来ることもあります。
書けば書くほど、「当たり前」のこと。
でも、その「当たり前」さえ、できなかったり、手に入れることができないのが今です。
みんなで支えあって、ささやかな喜びを信じ、ひとつひとつがんばって行きましょう。
岡田でした。